全列車が停車します。
小野市粟生町にあるJR加古川線・北条鉄道北条線との共同使用駅。標高は27mで、神戸電鉄では新開地・湊川の0mに次いで2番目に低い場所に位置しています。
1913年に播州鉄道の駅として開業し、1943年に鉄道省(のちの国鉄)の駅になりました。
1952年に粟生線が全通、その後1985年に国鉄北条線が第三セクター化されて北条鉄道が開業し、三社共同使用駅となりました。
1987年には国鉄が民営化されてJR西日本の駅になりました。
1995年の阪神淡路大震災発生時には加古川線、粟生線、有馬線(鈴蘭台〜有馬口)、三田線、北神急行線、福知山線で大阪・神戸・姫路方面の迂回ルートを成し、復興に大きく貢献しました。なお、この時の経験を基に2004年加古川線が電化されました。
かつては1面2線の島式ホームが2つの2面4線で、粟生線と加古川線の上り列車はドアtoドアでの乗り換えが可能でしたが、神戸電鉄のスルッとKANSAI加入で改札口を設ける必要ができたため、神戸電鉄専用ホームが設置され現在は3面4線となっています。
駅舎の中には 陶芸体験施設が入居しています。
また、ローマ字表記では頴娃(えい)駅、飯井(いい)駅、小江(おえ)駅と並び日本一短い駅名として知られています。
左側に見えるホームが改札分離のため新設されたホーム。現在右側に見えるホームからの乗降はできません。
JR加古川線は103系3550番台の2両編成と125系の単行・2両編成(ラッシュ時のみ3両編成も)で運行されています。(画像は103系)
北条鉄道はフラワ2000形(レールバス)かキハ40形の単行運転です(沿線高校の授業がある日の朝のみ2両併結)。
中でもフラワ2000-3は廃線となった三木鉄道から購入した車両であり、他の2両と比べて車体が一回り大きく、スノープラウを装備しています。(画像はフラワ2000-1)
粟生(KB59)
あお AO
営業開始…1952.04.10
住所………〒675-1358 小野市粟生町字大畑1883-38
標高………27m