Writer:管理人
高度経済成長期、千里・泉北などと同様に粟生線沿線の西神・東播地区でも宅地開発が進んでいました。
その最中、神鉄は鈴蘭台西口・藍那間に新駅「西鈴蘭台」駅を設置しました。
3面4線の構造で、鈴蘭台方方面への列車が発着する頭端式の1番線は4両編成、2番線は6両編成、相対式の3・4番線は5両編成に対応と粟生線内では1番の規模を誇るターミナル駅でした。
新開地方面から西鈴蘭台駅までは利用者が多く、折り返し列車が多数存在していました。
しかし、バブルが崩壊したあたりから利用者は減少傾向に。
とうとう2001年には1・2番線が廃止され、西鈴蘭台折り返しの列車はその多くが消滅。
現在では平日ラッシュ時に3番線を折り返す列車が数本見られるのみとなっています。
撤去された1・2番線の跡地はタイムズの駐車場として活用されていますが、かつて1・2番線が存在した痕跡をはっきり見ることができます。
実は粟生線内には他にもその規模を縮小された駅がもう一つ…。
またそのうちお話しできたらなと思います。
2017.01.05
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